## アニメーションの出力方法
```{caution}
解析する動画が広角レンズを使って撮影されている場合、Solverの設定変更が必要です。
詳しくはSolverの詳細設定ページをご確認ください。
```
### 単体のアニメーション出力
#### 出力画面説明
```{figure} images/A001.png
:width: 80%
:align: center
```
▼Process
☑ Reprocess:作成したProfile情報を読み取る
```{note}
基本的に ☑ を付けることをオススメします。
```
Upload Options
- ☑ Animation:アニメーションデータを生成、Mayaに反映
- ☑ Audio:解析する動画の音声データをMayaに反映
- ☑ Frames:解析する動画の連番画像を生成、Mayaのイメージプレーン上に反映
- ☑ Landmark Frames:顔の動きをオートトラッキングする連番画像を生成、Mayaのイメージプレーン上に反映
Export Options
- ☑ Playblast:出力されたアニメーションをmov形式の動画で出力、保存する
- ☑ Scene:出力されたMayaシーンを自動で保存する
Start process:アニメーションの出力を開始する
#### 単体のアニメーション出力方法
Videoウィンドウで
- 解析/出力したい動画名の上で右クリック
画像のメニューが表示されるので
- ▼Process を選択
- 該当する項目に ☑ を入れ
```{figure} images/A002.png
:width: 80%
:align: center
```
- Start process
```{figure} images/A004.png
:width: 80%
:align: center
```
```{note}
- 解析結果を見てから再度調整を行いたい場合はPlayblastやSceneの ☑ を外しておくと時間短縮できます。
```
```{figure} images/A003.png
:width: 80%
:align: center
```
- 初回出力時は時間がかかるため待機
```{figure} images/A005.png
:width: 80%
:align: center
```
- Mayaシーン上に ☑ を入れた項目が反映されていく
- タイムスライダーに音声データ
- イメージプレーンに連番画像
- アニメーションデータ の順で反映される
- アニメーションデータ反映時はスライダーが動く
```{figure} images/image133.png
:width: 80%
:align: center
```
```{note}
【playblastやsceneに ☑ していた場合】
出力が完了したらエクスプローラーがポップアップします。
```
```{figure} images/image127.png
:width: 80%
:align: center
```
#### 動画の一部範囲のみを再処理して出力
(FCS 25.04.02~)
```{note}
タイムラインの一部表示機能を使用して、FCSのタイムラインで表示している範囲のみのアニメーションを出力することができます。
```
```{figure} images/Partialprocess_timeline.png
:width: 80%
:align: center
```
- FCSのタイムライン範囲をアニメーション出力したい部分に設定
```{figure} images/Partialprocess_rightClick.png
:width: 80%
:align: center
```
- FCSのタイムラインの動画名を右クリックして表示されるメニューからのみ実行可能(Videosウィンドウからは実行不可)
- ☑ Partial Process:動画の一部範囲のみ出力、選択項目はアニメーションのみ
- Start processingで処理開始
```{figure} images/Partialprocess_maya.png
:width: 80%
:align: center
実行結果
```
### 複数のアニメーション出力
#### 出力画面説明
```{figure} images/A006.png
:width: 80%
:align: center
```
Output Folder:出力先を指定
Output Targets
- ☑ Animation:アニメーションデータを生成、Mayaに反映
- ☑ Audio:解析する動画の音声データをMayaに反映
- ☑ Frames:解析する動画の連番画像を生成、Mayaのイメージプレーン上に反映
- ☑ Landmark Frames:顔の動きをオートトラッキングする連番画像を生成、Mayaのイメージプレーン上に反映
- ☑ Playblast:出力されたアニメーションをmov形式の動画で出力、保存する
- ☑ Scene:出力されたMayaシーンを自動で保存する
Advenced
- ☑ Reprocess:作成したProfile情報を読み取る
Output Filename:出力されるデータ名。任意の名前に変更可能
Start:アニメーションの出力を開始する
#### 複数のアニメーション出力方法
Videoウィンドウで
- 解析/出力したい動画名の左側の ☑ をつける
```{figure} images/A007.png
:width: 80%
:align: center
```
- Processorウインドウを開く
```{figure} images/A008.png
:width: 80%
:align: center
```
```{figure} images/P37_processorWindow.PNG
:width: 80%
:align: center
```
- 該当する項目に ☑ を入れ
- Output Filename を任意の名前に変更
```{note}
- {solver} → solverの名前
- {video} → ビデオのファイル名
- {user} → windows ユーザ名
- {project} → 案件フォルダ名
- {chara} → キャラクター名
- {actor} → 役者名
- {%Y%m%d}, {%H%M%S} → 年月日、時間分秒
{video}のみにするとimportした動画名で出力される
```
- Start
```{figure} images/A009.png
:width: 80%
:align: center
```
出力が完了したらエクスプローラーがポップアップします。
```{figure} images/image136.png
:width: 80%
:align: center
```
### カメラ・イメージプレーンについて
Frames、またはLM Framesにチェックを入れた場合、Maya内のイメージプレーンに連番画像がセットされます。
連番画像をセットしたいカメラ・イメージプレーンの名前を「Settings/Maya/Camera」「Settings/Maya/ImagePlane」から設定してください。
デフォルトの設定は以下の通りです。
- イメージプレーン → imagePlane1
- カメラ → fcs_cam1
指定した名前のカメラ・イメージプレーンがシーン内に無い場合は新しく作成されます。
パイプラインに合わせてカメラの名前を随時設定してください。